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おはようございます。本日は朝からさわやかな晴天です。そろそろ関東では梅雨明けになりそうですね。今日も朝をむかえられてほんとうに感謝！それでははりきってはじめましょう。「菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術」7/9で120回目、あと245日。

百二十. 願い下げにしたいこと

口語訳要約
一方の意見だけ信じて腹黒い人間につけ込まれてはならない。自信にまかせてむやみに突っ走ってはならない。
自分の長所を鼻にかけて他人の短所をあばきたててはならない。自分の無能を棚に上げて他人の才能をねたんではならない。

コメント
かたよった心、とらわれた心、こだわった心、菜根譚の洪自誠がそんな心を嫌ってお得意の｢べからず｣調で教えを諭してくれています。後者の二つは何とかできていると思いますが、自信にまかせて突っ走ってしまう癖はどうしても直らないようです。それを引き留めてくれるすばらしい仲間の存在が必要です。人間、ひとりでは何事をするにおいても限界があります。同じマインドの仲間が集まれば、｢三人寄れば文殊の知恵｣の故事のごとくかなりすばらしい知恵がわいて強力なパワーとエネルギーを生むことでしょう。
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