■第154日菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術

おはようございます。本日も曇り空ですが、朝から蝉の鳴き声が騒々しい。今日も朝をむかえられてほんとうに感謝!それでははりきってはじめましょう。「菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術」8/12で154回目、あと211日。
百五四. 小手先の芸
口語訳要約
大臣宰相を見下すほどの主義主張を振りかざし、「白雪の曲」にまさる学問教養を身につけたとしても、それがすぐれた徳性によって磨かれたものでなければ、単なる血気の勇。小手先の芸にすぎない。
コメント
国家の経綸を説くすばらしい主義主張も卓越した学問、教養をもった人でも徳がなければ、小手先の芸に終わってしまうという厳しい一言です。中国の古典なので教養のたとえとして昔の琴の曲を取り上げているところが、現代人には少しわかりづらいかもしれません。
※経綸とは・・・国家の秩序をととのえ治めること
※「白雪の曲」とは・・・古琴の名曲で高度な技巧を必要としたので、この曲に合わせて唱和(詩歌を吟ずる)ことができた者は国中でも希だったので、教養が高い人のたとえ
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