■第290日菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術

おはようございます。今年もいよいよ差し迫ってきました。今日も朝をむかえられてほんとうに感謝!それでははりきってはじめましょう。「菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術」12/26で290回目、あと75日。
二百九十. 人の心は始末におえない
口語訳要約
滅亡して廃墟と化した西晋の都は茨がぼうぼうと生い茂っている。それを目の当たりにしながら、それでも人々は戦いをやめようとしない。
やがて死ねば北邙の墓地に葬られて、狐や兎の餌食となる運命にある。それを私利ながら、それでも人々は利益にこだわり続ける。
古語にも、「どんな猛獣でも飼い慣らせるが、人の心だけは始末におえない。どんな深い谷間でも埋め尽くせるが、人の心だけは満たせない」とあるが、まったくそのとおりである。
コメント
北邙とは洛陽時田にある邙山と呼ばれる丘陵地帯です。遠く黄河の流れを望むことができるところです。昔の貴人たちはここに葬られるのが名誉であり、望まれた最期でしたが、今では一面の麦畑になっていて、人生の空しさを感じる場所になっています。
戦いをやめないのも利益をにこだわるのもすべて人間の心が満たされないから起ることなのでしょう。すべてはむなしいものです。
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