セールス(販売)においてダブルバインドを活用する方法

-悪用厳禁-
※ダブルバインドとは、
本来の定義は、矛盾した命令を受けた立場の弱い相手が、
緊張や混乱などから、自由な意思決定ができなくなってしまう現象。つまり、二重拘束されること。
もう一方、1度に2つの選択肢を提示することにより
相手は、そのどちらかには応答しなければならない状況をつくってしまうこと
。
セールスにおいてダブルバインドを応用する方法
顧客が購入するという前提を含ませて
与えられた選択肢の中から判断を下すように仕向ける手法。
例1
家電量販店にて
「特に価格にこだわらないのでしたら、商品Aより商品Bのほうが断然おすすめですよ!」
すでにその商品を買う前提で話している。
例2
スーパーの酒店にて
「冷やして飲むか、温めて飲むか」というキャッチコピーの看板を目にしたら、
「このお酒は味わい深そうだから、家で飲むなら燗がいいな」と、具体的にどうやって飲むかを想像してしまいませんか? いつの間にか、この商品を購入することが決定事項になっている。
例 3
契約書へのサインを今一つのところで渋るお客さんがおりました。
私は契約書を目の前において、「ココとこココにサインしていただければ結構です」
と言いながらサインをしてもらう場所を鉛筆で囲いました。
すぐに消しゴムで消せる鉛筆を相手に渡したのです。
相手はすぐに消せてしむ鉛筆を渡されて明らかに戸惑っています。
その瞬間、すかさず、「あ、失礼しました!鉛筆じゃサインできないですよね」
と言ってペンを差し出すのです。
そのとき、何が起こったか?
サインをするか、しないかという決断が「鉛筆じゃまずいだろう」思考にすり替わってサインに抵抗がなくなってしまうという現象がおきる。
どうでしょうか?
あなたも心当たりはありませんか?
あまりにも強力なので、相手を意のままに操れてしまう。
だから、悪用は厳禁です。
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