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おはようございます。昨晩は寝苦しい熱帯夜でした。さすがにばて気味で早々に床についてしまいました。今日も朝をむかえられてほんとうに感謝！それでははりきってはじめましょう。「菜根譚から学ぶ現代の人生訓・処世術」7/27で138回目、あと227日。

百三八. 悪事と善行

口語訳要約
悪事は人目につくほうがよいし、善行は人目につかないほうがよい。なぜなら、人目につく悪事は害が小さく、人目につかない悪事は害が大きいからである。
また、人目につく善行は値打ちが小さく、人目につかない善行は値打ちが大きいからである。

コメント
世の中の人はこの逆をやっている人がほとんどですね。善行とは人知れずするから善行なのかもしれません。
｢天知る、地知る、子(人)知る、我さらに知る｣という言葉があるとおり、不正や悪事はどんなに人知れずやっても最後はかならず自分が自覚しているのということです。最後の｢我さらに知る｣は私の創作で、強調するために｢さらに｣を付け加えました。私の最も好きな言葉のひとつです。
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